pumipumivnのブログ

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茨城県で細々とバイオリン弾いています🎻

結局、音大に行ったほうが良いのかどうか🤔

 先日投稿した

の続きになります。

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 今思うのは、音楽科は、音楽の教員免許をとって学校の音楽の先生になりたい人、もしくは、音楽系の仕事に何が何でも就くんだ!!!という強い情熱と行動力のある人が行くと、とても良い学科です✨

 

 逆に普通科か音楽科、どちらにしようか悩んでいる」くらいだったら、行かないほうが良いと思います。

 以前、あるかたのブログに『音大で学べることなんて、音大に行かなくても学べる』と書いてありました。確かに、そういう部分もあるなぁ、とは思いました。

 

 私の師匠の一人、✨美人バイオリニストの大谷康子先生は「バイオリン大好き❤」を公言されていますし、「1日18時間以上弾いて過ごせればどんなに幸せだろう❤」と思うのだそう。同じように思える方は迷わず音楽科に行って良いと思います。音高・音大に行けば、間違いなく音楽漬けの日々が送れます。

 

 後はお家の方の理解があれば尚更安心かと…。なぜなら、大学卒業直後に音楽の仕事だけで完全に生活の自立が出来る人は、ほんのほんの一握りだからです。それで大学院に行ったり、留学したり、国内外のコンクールを受けに行ったり…。大学院に行ってから留学する場合もありますし、留学も二か国以上している方もいます。そういうのを聞いても『うわぁ珍しい!』とはならないし、そうやってチャンスを探すのが全然珍しくない世界です。持久力があったからこそ職に就けたという人が大多数です。 

 ↑こちらの記事をたまたま読んだ時に「なるほど🤔」と、すんなり思ったのも事実です。

 

 演奏で家族を余裕で養えるくらいに自立するためには、音楽的才能と努力出来る才能が必要なのは勿論なのですが、世の中、上手な人は沢山います。カラオケでもめちゃくちゃ上手な素人さん、沢山いますよね✨バイオリンも同じです。

 

 なので、そこから更に、物凄く異常なほど音楽が好きで、物凄く異常なほど音楽に没頭出来る、ということが必要で、そこにまた更に人との「出会い運」が必要です。

 人をかき分けて前に出る精神力もかなり必要です。私は師匠にそれが足りないと注意されていました😅

 

 音大で学ぶようなバリバリのクラシック音楽を聴き慣れていて、本当の意味で耳が肥えている方のほうが世の中には少ないです。

  「見ためが良い」とか「話が面白い」とか、「個性的なアイディアがある」のような「見てくださる方」を楽しませられる人の方が強いです💪✨

 

 とにかく、五嶋みどりさんのような純粋にバイオリンだけで勝負出来る物凄い天才は別ですが、ただ単に「上手い」だけでは厳しいです。いくら超絶技巧曲が弾けたところで、それだけでは生活出来ません。その覚悟があるなら音楽科に行っても良いと思います😊

 ただ、自分の主要な仕事が別にあって、音楽を副業にするなら、こんなに生活に彩りを添えられる副業は無いんじゃないかなぁとも思います😊🌸楽器をさわる時間の捻出には苦労しますから、音楽の仕事だけをしているかたより圧倒的に不利ですし😅、だからと言って、練習時間の捻出に苦労していることを言い訳には出来ません。

 でも、本業で行き詰った時に良い意味で気分転換になりますし、二つの業界に居ることで、色々な方々から影響を頂け、自分的には新鮮な気持ちで日々暮らせます😊

 副業にしても、音高・音大卒の学歴があると、簡単に最低限の実力の保証にはなるので、その点は音楽科に行っても無駄ではなかったなと思います。