なぜ日本の音大に行かなかったのか…よく聞かれます。高校卒業後すぐに留学した理由。
これは、今まで本当～によく聞かれました。
藝大批判を聞きたそうなかたもいましたが、そうではありません😅
理由はごく簡単で、
大学は4年間しか親からの援助が無いことが最初から決まっていたから
です。
日本では、音大留学の場合は、「日本の音大卒→留学」が主流ですが、うちにはその選択肢は最初からありませんでした。
高校入試の際にも『私立は学費が高いから、国公立にしか行かせられない。落ちたら、就職するように』と、背水の陣を敷く家でしたし、大学卒業後に先生の推薦で大学院に行ける状況だった時には、それを先生の前で断るようなシビアな親でした。
(ちなみに、海外の人は、音大留学をもっと早い年齢からしています。私自身は高校卒業後すぐに留学しましたが、その時点で、同門の人たちは1~2歳位下の人たちが主流でした。もっと若い子もいましたし、勿論、年上の人も多かったですが。)
音楽科で学ぶバリバリのクラシックは、どれも「日本のもの」ではありませんし、だったら「日本で学ばなければならない」というものでもないよなぁ…と、元々何となく思っていました。
高校で音楽科に行った時点で、大学は音楽学部以外には行けないなとも思っていました（カリキュラム的に）。
オーストリア（ヨーロッパ）の国立大学は年間の学費が日本の国立大学の半額以下で、治安が良い所だったのもあり、特に問題無く、留学の流れになりました。
「なぜ日本の音大に行かなかったのか」という質問への答えは、何か特別な大きな思い✨からではなく、「当時は若かったので、特に先のことまで考えずに、成り行きで」というのが、本当のところなのです。。。
この決断が良かったのか悪かったのか…諸々のことはまた別の機会があれば、書いてみようと思います✍
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